60代のリフォーム動向は50代より10.5ポイント高い!

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60代からのリフォーム計画

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の「2022年リフォーム市場動向調査」によると、60歳代の住宅リフォームの実施割合は、戸建て・マンションを合わせた全体で38.2%です。これは、50歳代の27.7%よりも10.5ポイント高くなります。

リフォームの目的は、以下のとおりです。

  • 住み心地の向上
  • バリアフリー化
  • 耐震化
  • デザイン性の向上

60代で実施されるリフォームの目的は、住み心地の向上やバリアフリー化が中心です。

住み心地の向上を目的としたリフォームでは、間取りの変更や、設備の更新などがよく行われます。バリアフリー化を目的としたリフォームでは、段差の解消や、手すりの設置などがよく行われます。

60代は、退職後の生活が始まる世代です。そのため、老後の住まいをより快適で安心して過ごせるようにするために、リフォームを検討する人も少なくありません。

なお、60代での住宅リフォームの実施割合は、2000年の30.7%から、2022年の38.2%と、7.5ポイント上昇しています。これは、高齢化の進展や、ライフスタイルの変化など、さまざまな要因が影響していると考えられます。

平均費用は?

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の「2022年リフォーム市場動向調査」によると、60歳代の住宅リフォームの平均費用は、戸建てが366万円、マンションが338万円です。これは、50歳代の319万円、309万円よりもそれぞれ47万円、29万円高くなります

リフォームの費用は、リフォームの目的や、内容によって大きく異なります。

住み心地の向上を目的としたリフォームでは、間取りの変更や、設備の更新などがよく行われます。費用は、100万円程度から1,000万円程度まで幅広くあります。

バリアフリー化を目的としたリフォームでは、段差の解消や、手すりの設置などがよく行われます。費用は、50万円程度から500万円程度まで幅広くあります。

耐震化を目的としたリフォームでは、柱や梁の補強などがよく行われます。費用は、100万円程度から1,000万円程度まで幅広くあります。

デザイン性の向上を目的としたリフォームでは、内装や外装の変更などがよく行われます。費用は、50万円程度から500万円程度まで幅広くあります。

60代は、退職後の生活が始まる世代です。そのため、老後の住まいをより快適で安心して過ごせるようにするために、リフォームを検討する人も少なくありません。しかし、リフォームには費用がかかることから、資金計画をしっかりと立てることが重要です。

なお、60代での住宅リフォームの平均費用は、2000年の266万円から、2022年の366万円と、100万円上昇しています。これは、住宅価格の高騰や、ライフスタイルの変化など、さまざまな要因が影響していると考えられます。

世帯構成は?

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の「2022年リフォーム市場動向調査」によると、60歳代のリフォームの世帯構成は、夫婦のみ世帯が61.1%、単身世帯が28.3%、夫婦と子ども世帯が10.6%です。

60代リフォームの世帯構成

夫婦のみ世帯の割合が高い理由としては、老後の生活を夫婦で過ごすため、住まいをより快適にしたいと考えていることが挙げられます。単身世帯の割合が高い理由としては、老後の生活を一人暮らしで過ごすため、安全に過ごせるようにしたいと考えていることが挙げられます。夫婦と子ども世帯の割合が低い理由としては、子どもが独立して、夫婦二人だけの生活になったため、住まいを老後に備えてリフォームしたいと考えていることが挙げられます

60代は、退職後の生活が始まる世代です。そのため、老後の生活をより快適に安心して過ごせるようにするために、リフォームを検討する人も少なくありません。

上記のように60代以降のリフォーム割合は年々上昇しております。子供が独立してそれぞれ家を持っているという方が多く、子供に残す家というより、自分たちが住みやすい家にしたいという方がほとんどです。人生100年時代、老後は家にいる時間が増える為、より快適で安全な家にリフォームしたいという方が今後も増えていくでしょう

世帯年収は?

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の「2022年リフォーム市場動向調査」によると、60歳代の住宅リフォームの実施割合は、世帯年収別に以下のとおりです。

世帯年収(万円)実施割合(%)
300万円未満22.2
300万円以上400万円未満31.3
400万円以上500万円未満37.4
500万円以上49.8

資金調達方法は?

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の「2022年リフォーム市場動向調査」によると、60歳代の住宅リフォームの資金調達方法は、以下のとおりです。

資金調達方法割合(%)
自己資金51.2
住宅ローン18.6
贈与・相続13.6
金融機関融資10.4
その他の方法6.2


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