床の改修工事の工法の種類

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リフォーム工事で比較的多い工事として、床の改修工事が

ありますが、単に床の改修工事といっても様々な工法(方法)や材料の種類があります。

工法については

1.床を剥がして張替える方法

年代によって既存の床の状態が変わりますが、築年数30年以上の物はフローリング直貼り(根太に直接貼る方法)が多く、この場合の張替えが最も多いのが特徴です。

なぜかというと合板(薄い板を接着剤で張り合わせたフローリング)の接着剤がはがれ、ぶかぶかになって、踏むとへこんでしまう状態になり、張替えるという改修工事です。

この年代の家は床下がコンクリートではなく、土の状態なので湿気による合板のはがれやフロア1枚のため、経年劣化によりフロアが傷んでしまう事により起こる現象です。

フローリングを支えている根太(ねだ)材はしっかりしている状態がほとんどなので、フローリングだけ張り替えれば大丈夫です。

問題はもう一度フローリングを直貼りすると同じ事が起きてしまいますので、捨て貼りと言って、合板を一枚張ってその上にフローリングを張る事が必要です。その時に段差が生じてしまう為、廊下や隣の部屋とつながっている場合は敷居により、段差が12ミリ以上あることが必要になります。

また、断熱材が入っていなかったり、劣化しているときは断熱材の充填工事も同時に行うのがベストです。費用は高くなりますが、後からでは出来ないので同時に行うことをお勧めします。

2.既存のフローリングの上に重ね張りする方法

上記の捨て貼り合板の代わりに既存の床材を使うことによってコスト削減になります。

欠点は断熱材の入れ替えが出来ないことです。廊下などの居住スペース以外の場所におススメです。

また、既存の断熱材がしっかりしているなど入れ替える必要がないなどの場合も有効です。

いずれにしても、経験豊富なプロに現場調査を依頼して相談するのが良いでしょう。

https://yumebpsaiken.sakura.ne.jp/wp/index.php/furoa/床のリフォーム専用ページ

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