持ち家にお住まいの方から一番多く聞かれるのが、「建て替えるかリフォームにするか、迷っている」ということです。ハッキリとした答えを出すには、まずそれぞれの長所と短所を知ることです。それは、考え方を「リセット」する第一歩でもあります。でもその前に新築とリフォームについて、知っておかなければならないことがあります。建て替えとリフォームには、それぞれタイプがあります。一口に新築と言っても大きく2つに分けられます。一つは間取りも部材も自由に選べる「自由設計」タイプ。もう一つはカタログから自分に合った住まいを選ぶ「規格住宅」タイプ。この二つにはそれぞれに長所があり、短所があります。一方、家を完全に壊して建て替える新築に対して、既存の家を活かしたリフォームという選択肢もあります。その内容は、キッチンの入替え等を行う程度の「部分的リフォーム」から、全面的に改築を行う「大規模リフォーム」まであり、そのやり方や範囲はさまざまです。
今の住まいが、「暖房をつけていても寒い」「家が古くて地震がきたら不安」「昔の間取りが使いづらい」「部屋が足りない」など問題がおおければ多いほど新築がいい、と思うかもしれません。でも選択肢はそれだけでしょうか?新築にはメリットもあればデメリットもあります。リフォームにも新築にはないメリットがあります。家づくりにはどんな選択肢があり、どんな長所短所があるのか。それを知らなければ、自分にとって何がベストかわかりません。まずは「知る」ことから始めましょう。
上記の期間について見てみましょう。「自由設計」は自由度が高い分時間がかかります。完成イメージがつかみにくく、お互いの理解を深める必要があるので、プランの擦り合わせに時間を要します。「規格住宅」はプランが用意されているので短時間で完成します。自由度が低く、あらかじめ用意されたプランに色付けしていくだけなので、契約までの時間はあまりかかりません。「大規模リフォーム」は解体工事があるため工期に時間がかかります。既存の建物を一部残しながら解体していくため、全部壊すよりも時間がかかるのです。いかがでしょうか?それぞれタイプによってこんなにも違いがあります。建て替えとリフォームどちらにするのか決めるのは、このようなことを知っておいてから選ぶのが重要ではないでしょうか?
今後のイベント
夢ハウス「リセット住宅」完成現場見学会(全面リフォーム)
日時:3月29日(日)・5日(日)10時~17時
~詳しくはお問い合わせください~
場所:狭山市下奥富853(JAいるま野奥富付近)
弊社のリセット住宅は、「蘇り」がテーマ。ただの修繕ではない、価値を高めるリフォームです。一世紀近く天井の上に隠されていた梁を表に出すことにより、天井が高くなり、築80年の家が、お施主様のご希望どおり、古民家風の新築同様によみがえりました。是非、実際にご覧ください。