本日は足場の設置作業に入りました。足場は専門業者による設置作業になる訳ですが、いつも思うのですがあっという間に組んでしまいますので、流石!という印象がいつもあります。
足場と言えば画期的な足場の工法に変わったのが、ビケ足場というくさび緊結式足場システムですね。下記のウィキペデアによると42年前に開発されたものなんですね。考えた人はすごいな!又、「くさび」という本来の構造を考えた人はもっとすごいですよね
「木造家屋等低層住宅では、足場を設置する敷地が狭く、建物の形状が複雑であるため、盛替え、組み替え作業が簡単にでき、建物の形状に容易に対応出来る足場として使用されている。この足場は、一定間隔に緊結部を備えた鋼管を建地(支柱)とし、緊結部付きの水平材、斜材等を建地の緊結部にくさびで緊結し、床付き布枠を作業床とした足場で、部材がユニット化されておりハンマー1本で組立が出来る。従来、木造家屋等低層住宅工事用の足場として使用されてきたが、近年、その足場の部材を用い本足場として組み立て、中層建築工事用の足場としても使用されている。もしくは高層建築でも外壁の塗り替えなど短期間の補修に足場として使用することもある。
基本部材構成は、緊結部付支柱、緊結部付布材、緊結部付腕木材、床付き布枠、緊結部付ブラケット、ねじ管式ジャッキ型ベース金具、壁つなぎ、くさび緊結式足場用斜材または大筋かいとなる。最初に1979年株式会社大三機工商会(現、株式会社ダイサン)が国内初めての、くさび緊結式足場であるビケ足場を開発したことから、くさび緊結式足場の事を、ビケ足場と呼ぶ場合がある。 ウィキペディアによる」
昔は丸太足場と言って、木の丸太をバンセンと呼ばれる針金で締め付けて足場を組んでいたわけですが、水にぬれるとツルツル滑るのと、太さが違うので不安定でした、その後単管足場に代わり、現在はビケ足場が低層住宅では定番となりました。今でも部分的に足場を組む場合などは単管足場も使われていますが、作業の速さが圧倒的に違います。
住宅やビルなどの建物を建てたりリフォームしたりという事はこの世からなくなることはおそらくないと思いますが、その時に必要不可欠なのが足場になる訳ですが、将来的にこの足場に代わるイノベーションが起こるものなのでしょうか?ロボットに工事をさせる?ドローンを使って遠隔操作で屋根や外壁のリフォームをするような時代が来るのでしょうか?
くさびとは
くさび(楔)とは、堅い木材や金属で作られたV字形または三角形の道具。
一端を厚く、もう一端に向かってだんだん薄くなるように作られている。隙間に打ち込むための形状である。その用途として、
- 隙間を広げて物を割る
- 物と物とが離れないように周囲から圧迫する
というまったく逆のような目的がある。 また、奄美大島などで使われているチヂンという太鼓には外周に多数のくさびを配してあり、くさびを叩くことで皮に結ばれた紐が引かれて締まり、皮を強く張り、音が高くなるようになっている。
修辞技法としては、割る意味で用いられることが多く、例えば、仲の良い両者の関係を悪くするような場合に「二人の間にくさびを打ち込む」などと使われる。しかし、くさびを打つことには接合を強固にするという目的もあり、この意味で用いられている場合は正反対のことになる。
歴史[編集]
くさびは9000年以上前から利用されており、その起源はわかっていない。古代エジプトの石切場では、建築用の岩の塊を割るために青銅のくさびが用いられた。濡れると膨張する木のくさびも同様に用いられた。アメリカ州の先住民族の中には、角のくさびで木を割り、カヌーや家などさまざまなものを作るのに用いる部族もいた。
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