所沢市の新築予定現場の地鎮祭を行いました。朝9時からの予定ですが、準備で8時頃に現場に行き、地鎮祭の準備を。
朝方早い時間に雨が降っていたのですが、予報だと早いうちに雨が上がるということで一安心
現場に着いた頃には雨は降っておらず準備作業を。ぬかるんでいたのでブルーシートを敷き、現場の養生を。その後雨も降らずに無事に終了しました。
地鎮祭後には「水盛やり方」を
これは、基礎工事のためのレベルや位置だしを囲いの木に記していく作業です。基礎工事の職人がどの位置に基礎を作れば良いのか高さや深さ基礎の位置を出す作業です
「水盛やり方」という名前の由来は今でこそ水平レベルなどはレーザーで測りますが、昔は竹を割りそこに水を入れて水平を測っていたことから「水盛」という名前になり今でもそうした名称で読んでいます。業界では単に「やり方」と言っています。
みなさまも道を歩いていると上記のような光景を目にしたことがあると思いますが、これがやり方作業のことです。この杭や板は基礎工事が終われば撤去されるものなので、短い期間しか現場にはありません。横の板はレーザーで水平を取り、水平レベルで設置された板になります
日本の木造建築は古いものでおよそ1400年前に建てた「法隆寺」が世界最古の木造建築物となっていますが、埼玉県でも古民家と言われる筑後300年~500年の木造建築物はあちらこちらに存在しており、今でもその古民家再生で移築や古材を使った建築などが人気です
現在法律の改正で公共建築物の低層建築については原則木造化となり、それ以外の公共建築物も内装材などに木材を使用することが義務化されています。なぜそのような法律改正が行われたのか?それは木材を使うことが地球温暖化を止めることになる為です。
木は二酸化炭素(CO2)を食べて酸素を吐き出す地球にとってなくてはならない重要な存在なのですが、木を使わずに森林を放置してしまうとやがて木は枯れて二酸化炭素を食べなくなり当然酸素も出さなくなります。木を伐り二酸化炭素を閉じ込めて、住宅や他の建築物などに使用し、苗木を植え育てていくことで成長過程でどんどん二酸化炭素を吸収し、酸素をつくる循環をつづけるのです。
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