近年の台風シーズンは1か月ほどずれているような感じですね。皆さまは耐風対策や災害対策はお済ですか?対策と言っても何をすればわからない、という事もあるので建築の立場から住まいの対策を考えてみましょう?
まず、台風が来るとどんなことが起きるかを考えてみましょう
1.強風によって、建物の屋根の一部が外れてしまう、又は飛んでしまい隣家の建物や車などを破損させてしまう事が考えられます。
2.隣家の物が飛んできて窓ガラスが割れてしまう。外壁などはガラスに比べて強度がありますので破損しても生活には影響するほどにはなりませんが、窓ガラスが割れてしまうと大変ですね。
3.強風によって風圧のかかった雨水は普段の雨では何ともなかったのに風邪向きによって雨漏りしてしまう
上記の現象が主だった災害と言えますが、3については雨漏れの量がそれほど多くなければ、又数年に一度程度であれば、外壁の塗装工事をするときに補修するという事で良いと思いますが、1や2は何らかの対策を事前に取っておかないと大変なことになります。窓ガラスが割れた状態で強風と強雨が家に侵入してくるわけですから、二次災害、三次災害という事になってきます。台風は毎年やってきます。大型台風が直撃するような年は少ないと思いますが、台風が来るたびに不安になっているのであれば、体にもよくありません。対策をして安心を買うのは心と体に良いことでしょう。